芦別 教育 発祥の地
あしべつきょういくはっしょうのち
根室本線 平岸駅から北東に3km、旧干場家レンガ倉庫(芦別市常磐町334)入口に標識が建っている。記念標が示す「芦別教育発祥の地」とは、現在の芦別小学校などの校地を指すものではなく、明治27年(1894) に班渓説教所兼教育所が開設され、芦別の教育の起点となったこの場所を指すものである。
明治27年(1894) 歌志内の安楽寺住職 相河了瑞がこの地に班渓説教所兼教育所を開設した。16坪の草葺きの小屋において寺子屋式の教育を行い、子供達への教育を始めた。開拓が進む班渓地区において、子どもたちに読み書きなどを教える教育施設が設けられたことが、芦別における学校教育の始まりとなった。
明治29年(1896) には私立班渓簡易教育所として校舎が新築され、教育施設としての形を整えた。明治32年(1899) には公立班渓簡易教育所となった。芦別市が公開する学校沿革でも、旧常磐小学校の前身について、明治27年(1894) 10月に私立簡易教育所が創立され、明治32年(1899) 5月に公立班渓簡易教育所が設立されたと記録されている。
明治40年(1907) には班渓尋常小学校が認可され、校舎は現在の常磐小学校があった場所へ移転した。これによって、班渓簡易教育所が置かれていたこの地での教育は終わり、学校としての中心は新しい校地へ移った。その後、班渓尋常小学校は大正13年(1924) に班渓尋常高等小学校となり、昭和27年(1952) には班渓小中学校から常磐小中学校へ改称された。常磐小学校は平成26年(2014) 3月31日に閉校し、芦別小学校に統合された。
写真
碑文
芦別教育発祥の地
班渓簡易教育所跡
- 一八九四年
- この地にて歌志内の安楽寺が班渓説教所兼教育所(光明寺の前身)を開設、一六坪の草小屋で相河了端が寺子屋式教育を始める。
- 一八九六年
- 私立班渓簡易教育所開所、校舎新築となる。
- 一八九九年
- 公立班渓簡易教育所に改称。
- 一九〇七年
- 班渓尋常小学校が認可され、現在の常盤小学校のある場所に校舎移転。
平成十二年九月七日
施工 株式会社ヤマト
コメント