茨城県 トライアスロン発祥の地

いばらきけんとらいあすろんはっしょうのち

鹿島線 潮来いたこ駅から南に250m。常陸利根川の堤防上,霞ヶ浦河川事務所の前。川に向かって「茨城県トライアスロン発祥の地」の石碑がある。すぐ横に“トライアスロンパーク”と書かれた碑もある。2つの碑がある場所は 堤防上の他の場所に比べて広くなっている事もなく,どこがパークかと思える様な狭い場所。

潮来は霞ヶ浦をはじめ 多くの河川に面しているため,ボート競技などウォータースポーツが盛んである。昭和58年(1981) に日本初のトライアスロン大会が島根県皆生かいけ温泉で開催され,その6年後の昭和62年(1987) に茨城県で初めて「潮来トライアスロン全国大会」が,この地 霞ヶ浦から流れ出る 常陸利根川で行われた。それて以来毎年 この発祥碑のある場所をメイン会場に,スイム1.5km・バイク40km・ラン10kmのコースで全国大会が開催されている。

この碑は平成6年(1994) の第8回大会に際して 茨城県のトライアスロン協会によって建立された。

写真

  • 茨城県トライアスロン発祥の地 碑文
  • 茨城県トライアスロン発祥の地 背面

碑文

茨城県トライアスロン発祥の地

茨城トライアスロン協会会長 香取 衛 書

みはるかす緑の台地,豊かなる水の流れをうけて
今,新しきスポーツの風起こる
一九八五年八月,この地,常陸利根川に
若人あい集い,泳ぎ,走り,躍動す
あゝ素晴らしきかな,自然の恵み
あゝ素晴らしきかな,自然の生命
あゝ素晴らしきかな,自然とスポーツの調和
自然の力を用いて,自然の恩を忘るるは不可なり
この志魂,永く伝承すべく
こゝに記念の碑を建立するものなり

一九九四年五月
 茨城トライアスロン協会

協力
 建設省関東地方建設局霞ヶ浦工事事務所
 水資源開発公団霞ヶ浦開発事業建設部

茨城県トライアスロン
発祥の地

茨城県トライアスロン協会 会長 香取 衛 題字
同 理事長 植田善継 撰文
同 トライアスリート 中嶋一仁 刻

地図

地図

潮来市潮来 付近 [ストリートビュー]