インターフェロン治療 発祥の地
いんたーふぇろんちりょうはっしょうのち
中央線 高円寺駅と阿佐谷駅のほぼ中間にある清川病院(杉並区阿佐谷南2-31-12 )の玄関前に“肝臓病研究センター”という金属プレートの看板が出ていて, そこに「インターフェロン治療発祥の地」と書かれている。
インターフェロンは 動物の体内でウイルスなどの異物が進入した時に細胞が分泌するタンパク質の一種。 昭和29年(1954) に東大の長野泰一教授らによって発見された。平成4年(1992) から 治療薬として認可され,肝炎や腫瘍の治療に用いられている。
長期間にわたって ここ清川病院の院長をしていた 飯野四郎博士は, インターフェロンによるC型肝炎の治療を推進して大きな業績をあげ 「ウィルス性肝炎治療の父」と呼ばれている。このため 清川病院は「インターフェロン治療発祥の地」とされ,碑が建てられた。
写真
碑文
肝臓病研究センター
Reserch enter for Liver Diseases
since 1991(1981~ 肝炎ウイルスキャリアクリニック
・インターフェロン治療 発祥の地)