日本の会員制 総合スポーツクラブ 発祥の地
かいいんせいそうごうすぽーつくらぶはっしょうのち
中央線 中野駅から東に300m。駅と“なかのZERO”(多目的ホール)のほぼ中央に「TAC東京アスレティッククラブ」の本部ビルがある。その建物の前に不思議な形のモニュメントがあって「日本の会員制総合スポーツクラブ発祥の地」と書かれている。
現在 日本のスポーツクラブ(=フィットネスクラブ)としては,大手チェーンをはじめ,数えきれないほど多数のクラブが存在する。経産省の定義によると,フィットネスクラブとは「室内プールやトレーニングジムなどの運動施設があり,インストラクターなどの指導員がいて,会員にスポーツや体力向上などのトレーニング方法などを教える事業所」である。
東京アスレティッククラブ(TAC)は,会員制スポーツクラブの草分けとして昭和45年(1970) に 東京 中野に創立された会社で,中野をはじめとして関東を中心に10個所の事業所を運営している。同じ年に レスリング協会の会長であった八田一朗氏が 東京 新宿に「スポーツ会館」を設立し,スポーツスクール・スポーツ講座を行ったため,これがスポーツクラブの発祥とする説もあるようだが10月の設立,中野のTACは7月の設立ということになっていて,僅かの差でTACの方が早かったようである。
スポーツ会館は平成24年(2012) に閉館された。
写真
碑文
日本の会員制総合スポーツクラブ
発祥の地1970年7月15日創立
TAC東京アスレティッククラブ