かつお節 発祥之地
かつおぶしはっしょうのち
国道42号線沿いに、かつお発祥にまつわる表示が複数ある。
- 左京のつれづれ日記
http://kiyopage.blog.fc2.com/blog-entry-598.html - 癒やしの和歌山
http://ameblo.jp/968-910/entry-10809359142.html
かつお節発祥の地で童心に帰る pic.twitter.com/sY7iMkNMZv
— やまやま (@siesteamidi) April 9, 2019
など その他いろいろ
写真
碑文
かつお節 発祥之地
かつお節発祥の由来
- かつお節は印南漁民の開発したものです。
徳川時代1600年の初期印南漁民は、船団をなし日向(宮崎県)方面に出漁していました。- 1660年万治3年 印南漁民初代甚太郎は、土佐(高知県)足摺岬沖に、豊富な鰹漁場を発見し、以後船団員は年々通量してその地に仮住まいの上、かつお節の製造を行いました。
- 1674年延宝2年 二代目甚太郎は、土佐清水の地で燻乾かび付け法による固乾改良土佐節を開発しました。
- 更に1871年天明元年、かつお節の達人印南与市は安房(千葉県)千倉町や伊豆(静岡県)加茂村安良里に、放浪改良土佐節の製法を伝え安房節・伊豆節を改良しました。
- 以来百余年間の通漁による操業も、1785年天明5年飢饉により土佐の地にその成果を残したまま引き揚げを余儀なくされてしまいました。
- ここに甚太郎を讃え発祥の由来を記述し、印南漁民の功績を後世に伝えます。
- 甚太郎は印定寺にまつられ、またかつての製造用具は印南小学校郷土館に保存されています。
印南町