国立衛生試験所 発祥の地
こくりつえいせいしけんじょはっしょうのち
総武線 浅草橋駅の 約400m西。清洲橋通りに面して「鶴岡株式会社」ビル前の 歩道上に この碑が建っている。
「国立衛生試験所」は 明治7年(1874) に「東京司薬場」の名称で 医薬品試験機関として発足した, 日本で最も古い国立試験研究機関である。
その後 明治20年(1887) に「東京衛生試験所」と改称。昭和21年(1946) には神田和泉町から現在の用賀に移転し, 昭和24年(1949)「国立衛生試験所」 と改称された。平成9年(1997)「国立医薬品食品衛生研究所」に改称され, 現在に至る。
標柱前の建物は建て替わり、食品スーパーにかわった。
写真
碑文
国立衛生試験所発祥の地
国立衛生試験所は, わが国最初の国営の医薬品試験研究機関, 東京司薬場として, 明治7年(1874年)3月, 現在の中央区日本橋馬喰町に発足し同年8月この地, 千代田区神田和泉町2番地で本格的業務を開始した。 昭和20年(1945年)3月の東京大空襲に罹災するまでの70年あまり, 医薬品を主とする日本の厚生行政に多大な貢献をしてきた。 現在は, 世田谷区上用賀において引き続き研究業務を行っている。
本年, 創立120周年を迎えここに記念碑を設置するものである。平成6年11月建立
国立衛生試験所