九州 地麦酒 発祥之地

きゅうしゅうじびーるはっしょうのち

九大本線 由布院駅から南に200m。温泉旅館“ゆふいん山水館”の敷地内に“ゆふいん麦酒館”がある。赤レンガ造り風の建物のビール醸造所で,レストランを併設している。

日本では長い間 年間2000㌔㍑以上の製造能力を有する企業でなければビールを醸造することは許されなかったが,平成6年(1994) の酒税法改正により最低製造数量基準が60㌔㍑に緩和され,これによって地域密着・小規模醸造のビール会社によって, 地方ごとのローカルブランドのビール、地ビールが醸造されるようになった。

ゆふいん麦酒館は、ゆふいんビール株式会社の醸造所。九州で第一号となる地ビール会社で,平成6年(1994) に設立され、翌年からドイツタイプの地ビールの製造を開始した。製造量が限られているため,ここ“ゆふいん麦酒館”と“ゆふいん山水館”のみで提供されていたが,その後、大分空港やJRの特急列車内などでの販売を開始し,最近では通信販売も行っている。

ゆふいん麦酒館の道路に面した入口に「九州地麦酒発祥之地」と書かれた看板が掲げられている。

写真

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碑文

九州地麦酒発祥之地

地図

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由布市湯布院町川南 付近 [ストリートビュー]