毛利氏 発祥の地
もうりしはっしょうのち
小田急線 厚木駅から 西北西におよそ3km。バス停「旗谷下」からやや西寄りの 南側に三島神社(厚木市下古沢658)があり、この境内に大きな石碑が建つ。
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— 佐竹敦 (@syakeassi) 2018年10月11日
写真
碑文
毛利氏発祥の地
毛利季光屋敷跡
毛利氏は、源頼朝が開いた鎌倉幕府の功臣であった大江広元(1148~1225)からでている。
大江広元は、頼朝の政治を補佐し、特に守護頭の設置を献策したことで知られている。
これらの功により、現在の厚木市小鮎・荻野・南毛利地区などを中心とした「相模毛利庄」をはじめとした多くの所領が与えられた。
広元には六男五女の子供があり、四男の季光(1202~1247)が後を継ぎ、庄名をそのまま苗字として、毛利季光と名乗った。
季光は毛利元就(1497~1571)や毛利輝元(1553~1625)の先祖であって、大江氏流毛利氏の始まりである。
季光が居住した屋敷は、遺物等に残っていないものの、地域伝承や古い地図、古い地名などから、ここの三島神社を中心とした一画にあったと伝えられている。