むんじゅる節の 発祥地 粟国島

むんじゅるぶしのはっしょうち

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撮影:
どなたか見てきてください!

沖縄本島 那覇から北西に約60kmにある粟国あぐに島。
むんじゅる節の発祥地であることが碑文に刻まれている。

写真


碑文

むんじゅる節之碑

むんじゅる平笠 ちゆらむぬや
女童まちぢに ちい据してい
花染みよう
花染み手さじや 前に結でい
二才惚らしむぬ
花染みよう

碑文

むんじゅる節の発祥地粟国島では 古くから島歌として照喜名節別名 さがや節 糸喜名節が歌い継がれてきている 明治中期頃仲毛芝居の地謡の一人が粟国島で照喜名節を習い 名優玉城盛重翁により雑踊りとして創作振り付けられ 清楚で優雅な踊りが好評を博し今日に至っている 歌は舞踊化された時に曲名 歌詞の一部 順番等が変更されているが 照喜名節は次の通りである

  1. 照喜名ちぢからよぅうなや むんじゅる平笠かぶるなよ 津波古ぬ主ぬ前がなうち惚りゆんど
  2. むんじゅる平笠ちゅらむぬや 女童まちぢに…
  3. 芋ぬうまさや唐かんだ 米ぬうまさや畑米 神酒ちゅくていぬうまさや 日へぇ唐かんだ

歌は 若者達の憧れであるむんじゅる平笠をかぶった純情清楚な乙女に 役人の津波古某が惚れ込んでしまうという内容を中心に 島の素朴な生活の様子が歌われ 昔の故里がしのばれ意義深い物がある
この歌碑は 先人が歌いあげた名歌を島の文化遺産として永遠に称え継承していく為に 村内外の皆様のご協力により実現した
歌碑建立により伝統芸能と村の更なる発展に寄与することを祈念するものである

地図

地図

島尻郡粟国村西 付近 [ストリートビュー]