波乗り 発祥の浜
なみのりはっしょうのはま
湯野浜温泉街。国道112号に面する ホテル宮嶋の北側に, 記念碑と 波乗りをするサーファーの 像が建っている。
この像のサーファーは サーフボードを使わず, 波の上に直接 体を少しそらして乗っている。 これを ボディーサーフィンというらしい。写真では見えないが 赤フンドシをつけているのが おしゃれ。
この石碑とモニュメントは, 地元のサーフィンクラブが設置した。
写真
碑文
波乗り発祥の浜
瀬のし
一枚の板で波に乗る瀬のしは,湯野浜の歴史と共に受け継がれて来た若者達のマリンスポーツでした。文献上に出てくるのは酒田の俳人が1821年湯野浜湯治に来てつけた日記である「この辺の12,3歳位の子供達が10人ばかり,手に手に舟の板を持って,荒波の中へ飛び込んで沖へ沖へと乗り出して行く。沖へ出たかと思うと今度は波に乗り岸に向かって戻って来る。その早いこと,矢のようである。これを何回もくりかえしている。」と。何のことはない今のボディーボーディングのルーツなのだ。
波乗り
1900年になると,板を使わず体だけで波に乗る,「所謂湯野浜流波乗り」を,若者達が完成させたのです。高度のテクニックが必要でその美しさと豪快さは日本一と言われました。
サーフィン
日本海で最初のサーフィンは,この湯野浜海岸で始まったのです。1965年の秋でした。
2000年夏
湯野浜住民会サーフィンチームカッパ
湯野浜観光協会・湯野浜原住民クラブ