出島のすぐ近くにある パフェ＆レストラン「ハワイ」（長崎市出島町10-16 ㍇出島の木1F）の店先に、表示がある。

現在の経営者の父は、昭和33年(1958) 長崎県大村市に「パフェ＆レストラン ハワイ」を創業。当時は、ケーキは高級品で滅多に食べられなかったという時代だった。昭和36年(1961)、アメリカで人気のアイスクリームとフルーツの“サンデー”に着想を得て、約30種類のパフェを考案し提供。ゼリー・プリン・ケーキ・アイスを組み合わせた、日本独自のパフェスタイルはここから始まった。

珍しさから話題になり、ソフトクリームメーカーの関係者等が視察に訪れ、全国に広まっていった。

平成28年(2016)に当地に移転。出島というロケーションから地元だけでなく観光客にも人気の店となった。経営者であるパフェ職人山口哲弘は500種類以上のレパートリーがあり、素材・製法に強くこだわりがあるようだ。

観光地ということだからか、英語・簡体・ハングルが併記。日本の広告表示では他社と比較するのはなかなか評価されないのだが、店主の挑戦的な経営方針がうかがえる。また、「発祥の店」というタイトルのわりに内容が発祥に関係なさそうな内容になっているのは、もともとは「日本一おいしいパフェのひみつ」というタイトルだったからなのだと思う。

びっくりおいしいグラタンと日本一おいしいパフェを頂きました(๑´ڡ`๑) pic.twitter.com/ML4GsLenCZ

— くれいん (@kazu_rei) May 19, 2019

写真

碑文

地図