生チョコ 発祥の店

なまちょこはっしょうのみせ

東海道線 平塚駅から海岸に向かって南へ約1Km。国道134号に出る500mほど手前右側に赤い看板が掲げられた、小洒落た洋菓子店 シルスマリア本店(平塚市龍城ケ丘2-3)がある。その前に建つ看板には生チョコ発祥の店と堂々と銘打っている。

昭和63年(1988)、小林正和が開店した洋菓子店で売り出したのが始まりということで、今では日本ではあり前のように食べられている生チョコは、実はわりと最近のものだったんですね。しかも、神奈川県平塚生まれ! ちなみに小林氏は現在は当店にはおらず、別のお店を茅ヶ崎に開店させたとのこと。

馬車道店やダイヤモンド地下街店等の支店にも書いてあるが「発祥の店」は「発祥の地」とイコールではないということは多いので注意が必要な表現である。

逗子の甘味処から興った企業グループの傘下となったことで、利益の最大化に注力され、馬車道店が馬車道本店を名乗るようになったことで、個人からメディアまで馬車道本店の写真を撮っては「発祥の地」と呼ぶようになっているが、「発祥の店」と書かれているだけである。馬車道において発祥とあれば、まるでそこから始まったかのように感じるのは、マジックか魔法のどちらかの作用だろう。なお、ホームページには「発祥のお店」と書いてあるのでわざとややこしくしてどうでもよくしているのだろう。

【リンク】シルスマリアル・ショコラ・ブンゾー

写真

  • 生チョコ発祥の店の生チョコ
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碑文

シルスマリア 生チョコ発祥の店

Fresh Cream Chocolate Origin

SILSMARIA

地図

地図

平塚市龍城ケ丘 付近 [ストリートビュー]