立命館大学 理工学部 発祥の地
りつめいかんだいがくりこうがくぶはっしょうのち
京福電鉄北野線 等持院駅から北に500m。立命館大学の図書館前植込みの中に, 幅2m x 高さ70cmの横長で赤褐色の石碑が建っている。
立命館大学理工学部は, 関西私立大学の中で最も長い歴史を有し, その起源は 1914(大正3)年に 工学系技術者の養成を目的として京都大学構内に設立された 「私立電気工学講習所」に遡る。1938(昭和13)年に「立命館高等工科学校」となり, 翌年「立命館日満高等工科学校」と改称し, ここ等持院北町に移転した。その後 1942(昭和17)年に「立命館大学専門学部工学科」となり理学科も新設された。
1949(昭和24)年, 数学物理学科・化学科・電気工学科・機械工学科・土木工学科 の5学科からなる新制「理工学部」となった。
1994(平成6)年に、理工学部がこの地からびわこくさつキャンパス(滋賀県草津市)に移ったが, 移転に際して 発祥の地を記念するために この石碑が建てられた。
移転したようだが、不詳。移転先等について情報をお持ちの方は、ぜひお知らせください
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写真
碑文
立命館大学理工学部発祥の地
1938年(昭和13年)私立電気工学講習所を継承して立命館高等工科学校を設立
翌年, 立命館日満高等工科学校と改称してこの地に移設する。以後半世紀にわたる 理工学部の足跡を残し三万六千余名の若人が世に翔く。相訪会 (理工学部校友の会)
1993年11月23日建碑