三本柳さんさ踊 発祥の地
さんぼんやなぎさんさおどりはっしょうのち
東北本線 岩手飯岡駅の東 2.5km。 国道4号と国道396号に挟まれた地域に「平野神社」がある。神社の境内, 拝殿に向かって右手に 大きな石碑が建っている。
「さんさ踊り」は 盛岡を中心とした旧南部藩の代表的な盆踊りで, 250年ほど前から 受け継がれてきた。 地域によって様々なバリエーションがある中で 「さんさ」の原型にもっとも近いとされるのが, 三本柳地区に伝わる「三本柳さんさ踊り」。
さんさ踊りの起源として「三ツ石伝説」がある。昔 この地方に
その後 さんさ踊りは 南部藩主から奨励を受けて近郷に広まり,「さんさ」から 33の踊りが作られた。
「盛岡さんさ踊り」で大きな見所になっているのが 日本一の太鼓パレード。 退散した鬼が二度と里に来ないように 太鼓の音を山に響かせたのが始まりと伝えられる。
写真
碑文
三本柳さんさ踊発祥の地
昭和五十一年八月十五日
三本柳さんさ踊 都南太鼓保存会