消雪パイプ 発祥の地
しょうせつぱいぷはっしょうのち
上越新幹線・上越線 長岡駅の南西方、繁華街の市道沿い、ドルミー八番館と七番館の間の受電柱のボックスに、表示が貼り付けられている。
昭和32年(1957)、長岡市内の割烹料理店主 亀川軍一と柿の種の元祖 浪速屋製菓の経営者であり市議会議員 今井輿三郎らの手によって、地下水で融雪する方法を自宅の庭で考案。昭和36年(1961) には試験的にこの通りに埋設され、成功。さらに翌シーズンからは埋設範囲を広げて試験を繰り返していたが、昭和38年(1963) 1月の318cmという記録的な豪雪により有効性が確実なものとなった。
有効性を理解した市は、市内に消雪パイプを可能な限り設置することで無雪都市宣言を出すほど、革命的だったらしい。
開発者である今井は特許を取得して技術を保護した上で、長岡市に譲渡。長岡市も昭和44年(1969) に内容を公開して全国で利用が促進された。
写真
碑文
消雪パイプ 発祥の地
ここは、昭和36年に初めて道路に消雪パイプが設置された場所です。
長岡市