スクランブル 交差点 発祥の地

すくらんぶるこうさてんはっしょうのち

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撮影:
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熊本電鉄藤崎線 藤崎宮前駅から北東に約1km、子飼商店街を抜けた先の子飼交差点(熊本市中央区東子飼町8付近)に石標が設置された。令和6年(2024) 11月4日に、地元住民や関係者によって除幕式が行われた。

この交差点は、昭和43年(1968) 12月1日に日本で初めてスクランブル方式の信号機が導入された「スクランブル交差点発祥の地」である。現在でもひとつの交差点に子飼本町信号と西子飼町信号が連続する複雑な場所だ。

当時、この交差点は旧国道57号線に位置し、近くにある子飼商店街の買い物客や学生などの歩行者が多く行き交う場所であった。さらに市電の運行なども重なり、激しい交通渋滞と歩行者の事故の危険性が問題視されていた。この状況を解消するため、当時の熊本県警察の警察官であった岡村文雄が、アメリカのニューヨークなどの事例を参考に導入を考案し、実現に至った。すべての車両を同時に停止させ、歩行者が斜め方向を含めて自由に横断できるようにした結果、交差点における渋滞や交通事故が減少した。この成功がモデルケースとなり、スクランブル交差点は全国へと普及することとなった。

写真


碑文

スクランブル交差点 発祥の地

日本に初めてスクランブル交差点の仕組みが導入されたのは、実は子飼交差点で昭和四十三(一九六八)年十二月のことである。
当時、旧国道五七号線にある子飼交差点の近くには、熊本市電・黒髪線の終点停留所があり、また交差点の奥には子飼商店街があり、買い物客や電車の人であふれかえる状態で、いつ事故が起きてもおかしくない状況であったのを見かねた当時の熊本県警察本部交通企画課の岡村文雄氏が導入を決めたものである。鈴木康夫氏監修の「意外と知らない熊本県の歴史を読み解く。熊本『地理・地名・地図』の謎」(二〇一五発行)から抜粋。

令和六年四月一日(二〇二四年)建立
黒髪・碩台校区自治協議会

地図

地図

熊本市中央区東子飼町 付近 [ストリートビュー]