大樹 大麦 発祥の地

たいきおおむぎはっしょうのち

根室本線 帯広駅から南に45km、帯広空港から南東に23km、帯広広尾自動車道 E60 忠類ランプから北に2.5km、上忠類近隣センター寿の家(幕別町忠類公親130-6)前に自治体が自治体が設置した看板がある。

「忠類○○」という地名は、平成18年(2006) に北に隣接する幕別町に編入された地域。幕別町が設置している「歴史の散歩道」シリーズに、平成24年(2012) に追加され、案内表示が設置された。

北海道広尾郡大樹町の「大樹大麦発祥の地」は、昭和14年(1939)から竹本貞一が栽培した大麦を起源とする、北海道農業史に関わる場所である。竹本貞一は、当時の広尾郡忠類村公親地区(現在の幕別町忠類公親)で大麦を栽培した。その大麦は昭和18年(1943)、北海道農業試験場十勝支場で品種選抜試験を受け、「大樹大麦」の名称で優良品種として認定された。系統番号は「十支第7177号」である。

その後、他の優良品種も開発され、昭和43年(1968) に優良品種廃止となった。

この大麦は、十勝地方における農業の発展を示す出来事の一つであり、現在の幕別町忠類地域の農業史においても重要な意味を持つ。品種名には「大樹」の名が付されているが、なぜ忠類ではなく大樹なのかという資料は見当たらない。栽培の起点となった場所は、現在の大樹町ではなく、幕別町忠類公親地区である。

写真

  • 大樹大麦発祥の地
  • 大樹大麦発祥の地
  • 公親神社
  • 上忠類寿の家

碑文

歴史の散歩道

(87) 大樹大麦発祥の地

昭和18年(1943)、忠類公親の竹本貞一氏がこの地で栽培した大麦が、北海道農業試験場十勝支場で品種選抜試験を経て、主として十勝地方に好適する優良品種として、「大樹大麦」の品種名で認定(系統番号「十支第7177号」)された。
大樹大麦の特徴は、穂は六条種、倒伏・病害に強く多収、十勝地方に推奨され広く全道的にも栽培された。その後、他の優良品種も開発され、その一定の役割りを終え、昭和43年に優良品種廃止となった。

幕別町

地図

地図

幕別町忠類公親 付近 [ストリートビュー]