群馬県立 高崎高等学校 発祥之地
ぐんまけんりつたかさきこうとうがっこうはっしょうのち
信越本線 北高崎駅から南に800m。国道29号 県道25号 本町1丁目交差点から西に150mのところに,曹洞宗 長松寺がある。寺の山門の手前右手の 参道途中の植え込みの陰に, 表面に 福田赳夫 元首相の揮毫の高さ1.5mほどの自然石の石碑が建っている。
明治30年(1897),ここ長松寺を仮校舎として,「群馬県尋常中学校群馬分校」が開設された。これが高崎高校の起源である。
明治33年(1900)「群馬県高崎中学校」として独立。昭和13年(1938) 現在地 高崎市八千代町に校舎を新築して移転。昭和23年(1948) 戦後の学制改革により「群馬県立高崎高等学校」と改称して現在に至る。
石碑の題字を書いた 福田赳夫 第67代総理大臣は 旧制高崎中学校の卒業生。 他に中曽根康弘 第72代総理大臣も 同校出身である。
その後、碑は本堂前に移設された。
写真
碑文
羣馬県立高崎高等学校
發祥之地内閣総理大臣 福田赳夫
群馬県立高崎高等学校は 明治30年4月11日
当長松寺に於て群馬県尋常中学校群馬分校として
誕生す 茲に創立八十周年を迎えその由緒を記す昭和五十二年六月一日
群馬県立高崎高等学校長 中野敏宗
長松十一世敬吾代