斗満に 於ける 教育 文化 発祥の地
とまむにおけるきょういくぶんかはっしょうのち
陸別町役場から国道242号を3kmほど南進するとトマム地区基幹農道との丁字路がある。そこから基幹農道を北西にさらに5kmほど進むと、畜産家や中斗満改善センターなどのある十字路を過ぎた左側に、農地でも牧草地でもない空間がある。道路から目をこらすと石碑が設置されているこの地は斗満中学校跡地なのだという。
中斗満小学校は、明治44年(1911) 創立。平成9年(1997) 3月に閉校して、陸別小学校に統合された。昭和22年(1947) から中学校を併置したが、昭和54年(1979) に陸別中学校に統合。なお、近くの交差点北側にある改善センターの土地にはビニルハウスが建ったりしているが建物等が学校ぽく、東側には中斗満小学校の札があることから、この場所に開校し、改善センターの場所に移転して閉校したものと推察される。道路際には閉校碑もある。
- ギャルリーシノカワ(アーカイブ)
写真
碑文
信常寺の跡
明治41年3月世並信常真宗大谷派斗満説教場を創設し開教につとめると同時に寺小屋を開設し開拓者の子弟を教育する。大正2年本堂を建立し後に信常寺と公称する。斗満に於ける教育文化発祥の地となる。