東洋女子歯科医学専門学校 発祥の地
とうようじょししかいがくせんもんがっこうはっしょうのち
白山通りの壱岐坂下交差点から 本郷通り壱岐坂上交差点までの, いわゆる「新壱岐坂」に面して, 東洋女子短期大学 東洋学園大学(文京区本郷1丁目26-3)の校舎がある。この校舎の 西側壁画前の 植込みの中に 発祥碑がある。碑には学校の沿革など 詳しい説明は書かれていない。
「東洋女子歯科医学専門学校」は昭和元年(1926) に この地に開設されたが、空襲で被災。, 戦後 昭和25年(1950) には学制改革において歯科大学への改組が認可されず、歯科医学専門学校は止むなく閉鎖。女性の自立を歯科では無く英語科に求め、東洋女子短期大学を開設。
平成4年(1992) に東洋学園大学となり、平成18年(2006) に女子短大は終了した。さらに、平成19年(2007)には新校舎が落成したが、壁画は元の場所に残された。壁画前にあった碑も近くに戻された。
医科系の学校が 文科系に転換して, 医科系の学科がなくなってしまうのは 珍しい。
写真
碑文
東洋女子歯科医学専門学校
発祥の地平成8年11月4日
東洋紫苑会建碑