バスケットボールの 歴史が この地で始まる
ばすけっとぼーるのれきしがこのちではじまる
京都市営地下鉄 東西線 京都市役所前駅から南西に400m。三条通りに面して京都YMCA三条本館がある。この正面入口横に黒御影石の石柱の上に バスケットボールを模した球体を載せたモニュメントが建っている。
バスケットボールは,アメリカ・マサチューセッツ州スプリングフィールドの国際YMCAトレーニングスクールでジェームズ・ネイスミスが明治24年(1891) に考え出したのが現在のルールの原型になっている。
日本にバスケットボールが伝わったのは明治41年(1908) で,米YMCAでトレーニングを受けた大森兵蔵氏が東京YMCAで紹介したといわれている。大正2年(1913) には米YMCAから派遣されたF.H.ブラウン氏が京阪神や東京で競技指導に当り普及していった。
大正4年(1915) に旧制京都一中(現 洛北高校)教諭の佐藤金一氏が京都YMCAで日本初のチームを作った。大正14年(1925) には“京都
日本初のバスケットチーム発足からちょうど100年目に当たる 平成26年(2014),京都YMCA敷地の角にモニュメントが建立された。高さ1.5m。台座上にアルミ鋳物製のボールが載っていて“100th”と鋳られている。
当初「バスケットボール発祥の地」というタイトルだったが、どこにも「発祥の地」とは記されていないので、改めた
平成30年(2018) 頃に塀が出来て、路駐等が無くなり、碑の回りが整理された。
写真
碑文
100th
1915年
京都YMCA佐藤金一氏とF・H・ブラウン氏によってバスケットボールの歴史がこの地で始まる