“コーヒーぜんざい” 発祥の由来
こーひーぜんざいはっしょうのゆらい
東大路通の清水道交差点で東に折れ、清水寺の参道となっている松原通(清水坂)を200mほど進むと、左手に清水小学校がある。その真向かいに「手作りと創作の味マミ」(東山区清水4-163)という喫茶店があって、店先に「“コーヒーぜんざい”発祥の由来」という説明板が建っている。
「味処マミ」は非常にユニークなメニューを揃えた喫茶店。
コーヒーにアンコを入れた飲み物は他の店でも見ることがあるが、“コーヒーぜんざい”はコーヒーの中に小豆の粒が沈んでいてその上にアイスクリームが乗っている。
まったりした不思議な食感の食べもの(飲みもの)になっていて、あと味が残らないのが特徴だとか。客によって評価は異なるだろうが、若い女性に非常に人気があるという。
【リンク】味処マミ
写真
碑文
“コーヒーぜんざい”発祥の由来
古くより日本人の味として慣れ親しまれて来た食べもののひとつとして“ぜんざい”があります。
この良く知られ尽くした味に革命的な味の新風を吹き込んだのが“コーヒーぜんざい”であります。
甘さの代表格である“ぜんざい”のくどい甘さを無くしたのが、当代の業績であり、誇りとする所詮です。
昭和五十年十月一日の初発売以来、多くの方々に御賞味いただき斬新で“甘くないぜんざい”との定評を得ると共に、新しい味としての地位を確たるものにしたのです。
今では、清水寺畔の新名所として多くの食道楽の方に賛同を得ております。
これが“コーヒーぜんざい”発祥の地としての由来です。