コーンスターチ 工業 発祥之地
こーんすたーちこうぎょうはっしょうのち
名鉄河和線 住吉町駅の東約100m、半田市榎下町にある商業施設「半田赤レンガ建物」は、日本食品化工株式会社創業の地としての役割を終え、平成8年(1996) に市に寄贈されたもの。登録有形文化財・近代化産業遺産の認定を受けており、時々内部を公開していたが、耐震工事等を施した後、平成27年(2015) に商業施設としてオープンした。
その敷地の一画に、地味な石碑が建つ。
半田赤レンガ建物は、ビール醸造を終えた後、飛行機会社の倉庫となり、昭和20年に受けた焼夷弾の跡が残る。戦後は食品会社の工場となった。コーンスターチ工業発祥の地! pic.twitter.com/6Hfcf0OWxK
— Orange Neko (@orange_neko) 2016年3月21日
ちなみに、カブトビール誕生の地でもある
【参考】半田赤レンガ建物、日本食品化工株式会社
写真
碑文
コーンスターチ工業発祥之地
揮毫者 海沼圭二
昭和二十四年ここ榎下町に日本食品化工株式会社がビール工場跡に半田工場を建設し、我国として最初のコーンスターチ製造に成功し、平成六年岡山県倉敷市に移転するまで操業を行った。この一画はコーンスターチ工業発祥の地として永く記念すべき所である。
平成二十七年六月 日本食品化工株式会社建之