箱根湯本温泉 発祥の湯
はこねゆもとおんせんはっしょうのゆ
箱根登山鉄道 箱根湯本駅から 南西に500m、国道1号東海道の早川を跨ぐ文化遺産 旭橋を渡るとすぐに“和泉”という旅館の駐車場があり、入口看板に「箱根湯本温泉発祥の湯」と書かれている。
また駐車場の北隅には「横穴式源泉跡」があって,次のような説明が書かれている。
横穴式源泉跡 (湯本八号源泉)
この洞窟は,箱根崋山の基盤岩の一つ早川凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)の約百万年~三百万年前の地層の割れ目から湧出する温泉をたよりに,手作業で堀り進められた横穴式の源泉跡です。
この付近は湯元温泉発祥の地でもありかつては数ヶ所に横穴温泉がありました。東「足洗の湯 和泉」には,玄関内右手にもう一本同様の横穴式源泉があります。
当時は,岩盤の亀裂を通して湧出してくる温泉を,横穴入口に造った浴槽に集めて入浴しました。
この場所は、箱根温泉発祥の地碑がある熊野神社のすぐ北側に位置する。