北海道 電話交換 創始の地

ほっかいどうでんわこうかんそうしのち

札幌市営地下鉄 大通駅のすぐ西側。大通公園が 札幌市役所・大通郵便局・NTTビルに向かい合う場所に, 記念碑がある。平面的に置かれた 白い石の碑と,その横に置かれた 小型の黒い石の副碑。

日本で最初の電話交換は, 明治23年(1890) の東京市内 及び 横浜~東京間での通話だったが,その10年後の明治33年(1900) 3月, 札幌電話交換局が建設され, 北海道で最初の電話交換が開始された。その時の 電話加入数は 141回線。次いで 4月には小樽(257回線), 6月に 函館(320回線)が開通した。

札幌電話交換局は明治36年(1903) に廃止されて, 電話交換業務は 各郵便局の所管となり,更に 札幌と函館は昭和14年(1939) に, 小樽は昭和20年(1945) に電話局に昇格した。

写真

  • 北海道電話交換創始の地 碑文
  • 北海道電話交換創始の地
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碑文

北海道電話交換創始の地

 明治33年(西暦1900年)3月1日, この地で北海道最初の電話交換が開始されました。
 本道における電話の歴史は, このときから始まりました。
 これをわたくしたちの胸に末永くとどめるため, 北海道の電話が100万に達したのを記念し, 当時の札幌電話交換局の跡に, この碑を建立します。

昭和48年12月19日

日本電信電話公社
北海道電気通信局長 伊佐 進

地図

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札幌市中央区大通西2丁目 付近