兵庫 農科 大学 発祥之地
ひょうごのうかだいがくはっしょうのち
福知山線 丹波大山駅から東に4km。篠山警察署(丹波篠山市郡家403-18)の向かい側の歩道脇にベンチが置かれた一角があり,そこに“兵庫農科大学発祥の地”碑がある。碑には“我等が青春ここにあり”と記されたと書かれている。
「兵庫農科大学」は,太平洋戦争後に県立大学として設立された農業大学。後に県立から国立に移管され「神戸大学農学部」となった。
- 昭和24年(1949)
- 「兵庫県立農科大学」設立
- 昭和27年(1952)
- 「兵庫県立兵庫農科大学」と改称
- 昭和41年(1966)
- 国立に移管され「神戸大学農学部」を設置。神戸市六甲台に移転。
- 昭和44年(1969)
- 在学生の卒業をもって「兵庫農科大学」廃止
この地は,旧陸軍の駐屯地があった場所で,戦後,兵舎跡は 県立篠山産業高校などに,練兵場は篠山産高の農場や県の総合庁舎などに変わった。兵庫農科大学も旧兵舎を利用して開学したが,昭和42年(1967) に神戸大学農学部に移管されて,神戸市灘区六甲台に移転した。
写真
碑文
兵庫農科大学発祥之地
我等が青春ここにあり
六篠会
創立三十五周年を記念して建立
- 昭和二十四年
- 兵庫農科大学当地に開学
- 昭和四十二年
- 神戸市灘区六甲台町に神戸
大学農学部として国立移管
この間神戸医科大学進学課程を併設昭和五十九年五月二十日
六篠会
兵庫農科大学
神戸大学農学部同窓会