肬水 地名 発祥之庭
いぼみずちめいはっしょうのにわ
小海線
国道が現在の2車線歩道付となる以前はもっと細い道で、肬水公園ももっと広かったという。この広場にはかつて水が湧いており、
なお、
なぜ疣が治癒したのか詳しいことはわからないが、そう遠くない所では硫黄鉱山があったり、ラジウム温泉があったり鉄平石が採れたりと鉱物資源がわりと豊富に分布していて、地下水と混じり合って疣に効いたのだろう。実際のところ、肬水の上流側隣の「苦水」地区ではちょっとした鉱物採掘が行われたり川に魚がいなかったりと、水に鉱毒が流れていたのだと地元の方は考えている。
現在では行政上の地名は「佐久市内山」だけとなり、「肬水」はバス停の名前として残るのみとなってしまった。
長野県の東信〜群馬県西毛にかけては、奇岩が多く見られるが、その岩や山がそのまま信仰の対象となる自然崇拝であることがよく見うけられる。また、何でもないような自然石に注連縄をして鳥居を建ててお祀りしている名もないお宮も珍しくない。この石宮神社も、名前の通り背後に背負っている岩山をお祀りされているらしく、この山は
カラーコーンのバリケードは、草刈り等の作業のためなのか、落石等の安全対策なのかはわからない。
写真
碑文
肬水地名 発祥之庭
昭和五十三年十月建立