「伊豆」地名 発祥の地

いずちめいはっしょうのち

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撮影:
どなたか見てきてください!

東海道新幹線・東海道本線 熱海駅の東350m、プリントスマートインの前、春日町バス停の電柱広告に表示がある。

伊豆山神社の社伝によれば、伊豆山神社の主祭神である火牟須比命ほむすびのみことが、この地に降臨した際に発した「いず」という神語が、そのまま地名になったとされている。「いず」は、神聖な場所、あるいは神が鎮座する場所を意味する言葉であり、これが「伊豆」の語源になったというわけである。

この説は、三嶋大社の主祭神・大山祇命の子である伊豆能売命に由来するという説とは異なっている。伊豆山神社がこの説を積極的に用いる背景には、同神社が古くから伊豆国一之宮を名乗り、地域の信仰の中心であったという歴史的経緯がある。また、同神社は源頼朝と北条政子が結ばれた場所としても知られ、古来より特別な地位を占めてきた。

このように、伊豆山神社は、神社の由緒と地名の由来を強く結びつけることで、自らの歴史的権威と地域における重要性を強調している。この主張は、地域の観光資源としても活用されており、観光パンフレットやウェブサイトでも「伊豆地名発祥の地」として紹介されている。

ただし、複数の説が存在することは事実であり、学術的に単一の説が確立しているわけではない。

写真


碑文

「伊豆」地名発祥の地

強運縁結び伊豆山神社

源頼朝・北条政子ゆかりの神社

地図

地図

433J+V4Q 熱海市、静岡県 付近 [ストリートビュー]