日本初と言われる女子フルマラソン大会
じょしふるまらそんたいかい
西武多摩湖線 多摩湖駅から北西に750m、武蔵大和駅から南西に750m、西武線と村山下ダムに挟まれた都立狭山公園。村山下貯水池南東隅にあるネオ・ルネッサンス様式で美しい第一取水塔が見える場所にある水の精像の銘板に記されている。
昭和53年(1978) 4月16日、第1回女子タートルマラソン全国大会が開催された。多摩湖畔を3周するコースで49人が出走、外園イチ子が3時間10分48秒で優勝した。
日本初の女子フルマラソン大会開催地としての歴史を後世に伝えるため、平成26年(2014) に記念碑建立、除幕式が行われた。水とランニングを一目で表現している像はかなりの出来ではあるが「女子フルマラソン発祥の地」と銘打たれていないところがやや残念ではある。
写真
碑文
水の精像
多摩湖(村山貯水池)は 東京の水がめと言われ『東やまと二十景』にも選ばれるなど 東大和市民の心のふるさとです
東大和市では 毎年春分の日に ここ多摩湖の周辺道路を舞台に 多摩湖駅伝大会を開催しています
この駅伝大会は 前身の狭山湖駅伝大会から通算して半世紀以上続く伝統ある大会です
市では この大会のさらなる発展により市民のスポーツ振興及び健康増進を図るとともに地域経済や文化の振興につながることを目的として此の地に記念碑を設置しました
また ここは1978年(昭和五十三年)四月十六日に社団法人日本タートル協会により 日本初と言われる女子マラソン大会が行われるなど日本女子マラソン界の原点の場所でもあります
市は 新東京百景 や ダム湖百選にも選ばれている景勝地多摩湖でスポーツ行事の歴史と伝統を守り将来にわたって運動に親しめる環境を育んでいきます2014年(平成二十六年)三月
東大和市