神戸製鋼所 発祥の地

こうべせいこうしょはっしょうのち

神戸線 灘駅から線路の南側を500mほど西に歩くと, 神鋼病院(中央区脇浜町1丁目4-47)がある。病院入口に黒御影石の碑が建っている。

神戸製鋼所は, 明治38年(1905) に, 当時の総合商社であった「合名会社 鈴木商店」が, この地にあった鉄鋼会社「小林製鋼所」を買収し, 鈴木商店傘下の「神戸製鋼所」と改名したのに始まる。 その後 明治44年(1911) に「株式会社 神戸製鋼所」として独立した。

当初は 鋳鍛鋼メーカーとしてスタートしたが, その後 鉄鋼設備を拡張し, アルミ・銅などの非鉄金属部門や機械部門を加え, さらに昭和34年(1959) には高炉を新設して銑鋼一貫体制を整えるなどして, 現在の神戸製鋼グループに発展してきた。

この碑は平成17年(2005) に神戸製鋼の創立100周年を迎えたことを記念して建立されたもの。

写真

  • 神戸製鋼所発祥の地
  • 神戸製鋼所発祥の地
  • 神戸製鋼所発祥の地 背面
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碑文

神戸製鋼所発祥の地

この発祥の地記念碑は
㈱神戸製鋼所がこの地で創業し
100周年を迎えたことを記念して
建立するものである。

創業 1905年9月1日
建立 2005年9月1日
株式会社 神戸製鋼所

(協賛)神戸神鋼くろがね会.

地図

地図

中央区脇浜町1丁目 付近 [ストリートビュー]