くずきり珈琲 発祥の店
くずきりこーひーはっしょうのみせ
京阪本線 清水五条駅から東に1.5km。東大路通の“東山五条”交差点から五条坂に入り、茶わん坂を進むと、茶わん坂の中ほど左側に“ペンション古都夢”がある。ペンションの2階は喫茶店になっており、その入口には「くずきり珈琲発祥の店・古都夢」という看板が出ている。
「くずきり珈琲」とは聞き慣れない。
“くずきり”といえば葛を加熱してコンニャク状に固め、麺のように細く切ったもので、通常は黒蜜などを掛けて食べるのだが、想像するに黒蜜の代わりにコーヒーをかけるのだろうか。……と思い実物を見てみるべく試食のために現地に行ってみた。
“古都夢”は3階建ての建物で、1階にペンションの入口が、五条坂に通じる脇の石段を少し上ったところに2階の喫茶店の入口がある。店に入るとあるある! ショーケースに「くずきりコーヒー¥750」と書かれたサンプルが並んでいる。
炭焼きコーヒーを葛で固めてバニラアイスクリームを添えたもので、「くずきりコーヒー」というより「コーヒーくずきり」と呼ぶのがが正しいのではないかと思わせる。蒸し暑い京都の夏にはぴったりのさわやかスイーツである。
【リンク】ペンション古都夢
写真
碑文
ペンション & 喫茶
古都夢
くずきり珈琲発祥の店