奈良県 商業教育 発祥の地
ならけんしょうぎょうきょういくはっしょうのち
関西本線 奈良駅から北に700m。奈良県立大学の正門から 50mほど構内に入った右手に,石碑が建っている。
奈良県立大学は,昭和28年(1953) に「県立短期大学」として誕生した。 修業年限2年(後に3年に変更)の商経学科だけ,しかも夜間課程のみで, 勤労の傍らで学業を求める人々に大学教育を開放する目的で開校された。平成2年(1990) に4年制大学に昇格し「奈良県立商科大学」となり, さらに平成13年(2001) に「奈良県立大学」と改称, それまでの「商学部」は組織変更され「地域創造学部」となった。
このように 本大学は奈良県における最初の商業教育を行う大学であることから 「奈良県商業教育発祥の地」と称している。資料が乏しいため, 碑文にある「船陵学舎」「翔樚会」などについては不詳。関係者の皆様からの情報を歓迎します。
写真
碑文
船陵学舎の跡
奈良県商業教育発祥の地
奈良県知事 上田繁潔
開校六十周年記念
翔樚会