猫おどり 発祥の地
ねこおどりはっしょうのち
東海道線
「猫おどり」は 函南町に伝わる 次のような「猫」の民話をもとに, 1980年代になって 町の商工会が町おこしの一環として始めた夏祭り。
天保年間, 函南の軽井沢集落に住む男が飼っていた猫が, 実は人の言葉を解し 笛を吹き 踊りを踊る猫であった。 気味悪いということで立ち去るように言い聞かせたところ, それ以来猫は姿を現さなくなった, という。
当初は 小学校の校庭などで開催されていたが, 数年前から 町の「狩野川まつり」と合体して, 会場も狩野川の河川敷に移し, 三島市など周辺地域も含めた 大きなイベントとなっている。
集まる人たちは「猫」をテーマにしたコスプレをして, 猫の日常のしぐさをまねて, スロ-の曲にはゆっくりと, 速い曲にはすばやく, 各自思いのままに 夏の一夜を踊り狂うという, 非常にユニークな祭である。
写真
碑文
猫おどり発祥の地