道祖神 まつり 発祥の地

どうそじんまつりはっしょうのち

JR飯山線の戸狩野沢温泉駅から 東におよそ5km。野沢温泉の 市街地から寺湯通りをくだる入口の看板に「道祖神まつり発祥の地」と書かれている。また, 馬場の原には 文化庁が建てた「道祖神湯(野沢の道祖神祭り)」という説明板も建っている

「道祖神まつり」は、正月に全国各地で広く行われている左義長(どんと焼き)などと同種の火祭りで、「日本の三大火祭り」の一つとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

山から20メートルもあるブナの木を運び社殿が作られ、祭りの当日は社殿に火をつけようとする側と、守ろうとする側との勇壮な攻防戦が行われる。

ところで、日本三大火祭りとは何と何を指すのか。実はこれがはっきりしない。もともと「三大~」というのは特別な認定機関があるわけでないので、勝手に名乗ればいいわけで、よく聞かれる「三大火祭り」としては、野沢温泉の「道祖神まつり」のほかに、

  • 松明あかし(福島県須賀川市)
  • 向田の火祭り(石川県能登島町)
  • お松明(京都府)
  • 鬼すべ(福岡県太宰府)
  • 鬼夜(福岡県久留米市)
  • 長崎くんち(長崎市)
  • 鞍馬の火祭り(京都市)

などが挙げられることが多い(この他にもいくつかの祭りがある)。

馬場の原にある文化庁の説明板には次のように書かれている。

道祖神湯(馬場の原)

国の重要無形民俗文化財
 野沢の道祖神祭り

 道祖神は主に村境や辻において災厄の侵入を防ぐ神とされ、子供の成長や子宝・縁結び・五穀豊穣祈願などを対象として全国に広く祀られている。

 また、その神を石造などに刻んで祭り、行事として小正月(一月十五日)に村祭りを行っている。

 野沢の道祖神祭りの歴史は定かではないが、村内の数ある道祖神碑の中で下根(しもね)の文字碑と祠は、天保十年(1859年)と刻んであり、発祥の地にふさわしい歴史をもつものである。

 野沢では昔から上根(かみね)と下根の二カ所で同祖神祭りがそれぞれ独自に行われていたが、大正の初め(1912年)防災上の理由から統合し、上根が「祭りの場」此処(馬場の原)を、下根が「採火」火元を河野家が引き受け現在に至っている。

 平成五年、国の重要無形民俗文化財に指定され、さらに平成十年(1998)三月に開催された長野パラリンピック冬季大会では道祖神の火は聖火・社殿は聖火台として世界の人々の注目を集めた。

 野沢の道祖神祭りは、地区を代表する野沢組惣代が総元締になり、厄年の強固な組織に支えられ、道祖神祭りの地域的な性格を良く示し、我が国における道祖神信仰を知る上で極めて重要な行事である。

文化庁
野沢組惣代

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/event/Dousosin.htm

碑文

道祖神まつり発祥の地

熊の手洗湯温泉街

地図

地図

野沢温泉村大字豊郷 付近 [ストリートビュー]