新潟県 鉄道 発祥の地(高田駅)
にいがたけんてつどうはっしょうのち
信越本線 えちごトキめき鉄道(ETR)妙高はねうまライン 高田駅の1番ホームの直江津寄り。屋根を支えているのは使用済レールを加工した鉄骨で,柱の周囲は「新潟県鉄道発祥の地(直江津・関山間)“高田駅”」と書かれたステンレス板で囲まれている。
当駅は平成27年(2015) に北陸新幹線開業に合わせて、えちごトキめき鉄道(ETR)妙高はねうまラインの駅となった。
写真
碑文
新潟県鉄道発祥の地(直江津・関山間)“高田駅”
明治19年8月15日開業
CAMMELL SHEFFIELD TOUGHENED STEEL 1885 P IRJ
キャメル・シーフィールド社製(イギリス)1885年製造(明治18年)
重さ30kg/M 長さ9.14M I.R.J.=日本帝国鉄道の略
明治政府は,東京と大阪を結ぶ幹線鉄道である中山道線に連結する路線として,1885年6月に直江津から上田まで建設を開始し,翌1886年8月15日に直江津・関山間(29.4キロ)が直江津線として開通しました。
路線の建設にあたっては,海外から輸入したレールを使用していましたが,現在でもその一部が建物を支える支柱等に再利用されています。高田駅のホーム上屋を支える支柱も1885年にイギリスから輸入されたものであり,新潟県の鉄道開業当時のレール事情を知る上で貴重なものです。
この貴重なレールを多くの方に知っていただきたく「新潟県の鉄道発祥の記念碑」として整理しました。高田駅長