名古屋における 電気鉄道事業 発祥の地
なごやにおけるでんきてつどうじぎょうはっしょうのち
明治28年(1895) に京都で電車が走り始めた後、明治31年(1898) に名古屋駅前(笹島)から愛知県庁まで、名鉄の前身となる名古屋電気鉄道によって路面電車が運行を始めた。その後、名古屋市と名鉄に譲渡され、路面電車は昭和49年(1974) 廃止となった。
名古屋駅の北東、名古屋プライムセントラルタワー(西区名駅2丁目27-8)北側の公開空地の植え込みに、当時から塀として使われていた煉瓦を積んだ記念碑が設置されている。当地は、名古屋電鉄本社で、車庫だった。後に市電車庫となり、市バス車庫となり、プライムセントラルタワーとなった。
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— 穴沢 (@anazawa_spt) September 1, 2017
写真
碑文
名古屋における電気鉄道事業発祥の地
明治31年5月、名古屋で最初の市内電車が笹島−県庁前間2.2kmを走りました。わが国で2番目の電気鉄道でした。
電車を走らせた名古屋電気鉄道の本社、発電所、車庫は、この地にありました。その後、市内電車事業は大正11年8月名古屋市に譲渡され、市電、市バスの車庫としてつかわれていました。
名古屋プライムセントラルの門出にあたり、名古屋の近代化を進めた所縁の地として、当時の煉瓦を使ってこの記念碑を建てました。