須原ばねそ 発祥の地
すばらばねそはっしょうのち
中央本線 須原駅から県道265号 旧中山道を南西へ400m。本陣碑や須原宿碑などを通り過ぎた先の民家前に清水医院跡の札と共に常夜灯風のモニュメントが置かれている。スイッチ操作で須原ばねそが聞けるらしい。
当地からさらに西へ300mほどの定勝寺境内には「民謡 須原ばねその里」という石碑もある。
須原ばねそは、須原宿に古くから伝わる郷土民謡・盆踊り唄で、「ばねそ」とは「はね踊る衆」を意味する。現在は「よいこれ」「竹の切株」「甚句」の3種類の地唄を総称して須原ばねそと呼んでいる。いずれも楽器を使わず、歌に合わせて踊ることが特徴である。楽曲の構成は、木曽節などの影響を受けた七・七・七・五の調子を基本とし、掛け声や手拍子を伴う軽快なリズムを特徴とする。
須原ばねそは、京都から伝わった庶民文化が木曽の須原に定着したものとされる。長野県立歴史館は、600余年前に京都の文化が人の往来とともに木曽へ入り、庶民文化として定着したものと紹介している。また、八十二文化財団は京都・加茂の「はねず踊り」の系統に属する須原宿の盆踊り唄としている。
須原ばねそは、須原宿を中心に盆踊りや祭礼、祝宴などで唄い踊られてきた。中山道の宿場町として栄えた須原の地域文化を代表する芸能の一つであり、昭和48年(1973) 8月1日には大桑村の無形文化財に指定された。
写真
碑文
民謡 須原ばねそ発祥の地
「よいこれ」
ハーヨイコレ須原ばねそは
お十六ばねそホイ
足で九つ
手で七つ
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