天保 大一揆 発祥之地
てんぽうだいいっきはっしょうのち
江戸時代には出穂時期に皮革製品の持ち歩きを禁じており、当地にはそれを監視する皮番所が置かれていたという。天保2年(1831)に
太陽建機レンタル(山口市下小鯖3074)の小川を挟んだ南側隣接地、国道262号 上鯖山信号の北西側、国道に面して石碑が立つ。この碑は私碑だという。
近年、案内看板が新調され、外国語による説明を加えられたようだ。
写真
碑文
天保大一揆発祥之地
皮番所跡
天保大一揆発祥の地
江戸時代の後期、この附近に
皮番所 (稲穂の出る時期に牛馬の皮の持ち歩きを監視するところ)が、置かれていた。
ところが、天保二年七月(一、八三二年)防府、中関の某商人が、この禁を犯して、ここを通過しようとしたことに端を発して、瀬戸内一帯の農民層を中心に大一揆が発生した。これw「天保大一揆」と、呼んでいる。
この事件を契機に、長州藩は藩政改革を迫られ、これが明治維新に発展する引きがねともなった。