とんこつ ラーメン 発祥記念碑
とんこつらーめんはっしょうきねんひ
西鉄久留米駅から国道209号を西へ1.2km、または九州新幹線・鹿児島本線 久留米駅から南東へ1.2km、久留米市日吉の、文化街と明治通りの交差点からやや西の植込み枡の隅に、石標が建つ。
久留米・ラーメンルネッサンス委員会によるもので、同様のものが久留米駅ターミナルの一角にも設置されている。駅前は「久留米が発祥ですよ」という地域が広く謳われる意味で、こちら文化街は「久留米のまさにこのエリア」と地域を絞り込んだ主張なのだろう。
写真
碑文
とんこつラーメン発祥記念碑
豚骨ラーメン発祥の地 久留米
Produce by Kurume・Lamien Renaissance
九州独特のスープが白濁した豚骨ラーメンは、1937(昭和12)年に久留米市の明治通りの屋台「南京千両」で誕生した。店主の宮本時男さんが、横濱の中華街や東京で支那そばを研究し、郷里の長崎チャンポンのスープを参考に豚骨スープを完成させた。
その10年後の1947(昭和22)年、同じ久留米の屋台「三九」の杉野勝見さんが、より白濁した豚骨スープのラーメンを売り出し人気を呼んだ。このスープは、買出しに出た際、留守番の母がうっかり長時間、強い火力で沸騰させてしまい濃く白濁してしまった。しかし開店時間が迫っていたため捨てずに味付けしてみると、実に深いコクがあったというもの
こうして偶然から生まれた豚骨ラーメンを、ほかの屋台や店も売り出すようにmなり、やがて全九州へと広まっていった。久留米・ラーメンルネッサンス委員会
2011年久留米市へ寄贈