トライアスロン 発祥の地
とらいあすろんはっしょうのち
天草・下島の茂木根港の南面,天草国際ホテル アレグリア(天草市本渡町広瀬996)の裏の海岸。防波堤の内側(本渡海水浴場)に, 三角形に組み合わせられたユニークな形の記念碑が建つ。 「天草国際トライアスロン大会記念碑」で, 「トライアスロン発祥の地」碑でもある。
トライアスロンは, 水泳(スイム), 自転車(バイク), 走る(ラン)の 3種の競技を組み合わせ、連続して競う。昭和49年(1974) に アメリカ・カリフォルニア州で初めて行われた。 この時は 合計225.2km という長距離の“ロングトライアスロン”だったが, その後 昭和57年(1982) に, 標準の競技の距離を スイム1.5km, バイク40km, ラン10km, トータル51.5kmと設定され, 現在この競技距離が オリンピックなど主要大会に採用されている。
日本国内での最初のトライアスロンは, 昭和56年(1981) に 皆生温泉(鳥取県米子市)で開催され, それを記念して 米子市には「トライアスロン発祥の地」記念像が建てられている。天草では 昭和60年(1985) に 51.5kmのレースが 日本ではじめて開催され, これを記念して建てられたのが この発祥碑である。
日本でもトライアスロンは急速に人気を集め, 現在では 年間200以上の大会が 全国で開催されているという。
写真
碑文
51.5キロ
トライアスロン発祥の地
天草国際トライアスロン大会記念碑
碑文
日本最初のトライアスロン・オリンピック距離(51.5キロ)は, 1985年10月13日 紺碧の海を □と織りなす天草の中心地本渡市の本渡海水浴場を主会場として誕生した
ここに関係各位のご芳志により, 天草国際トライアスロン大会に世界各国から集い 覇を競い合うトライアスロンの健闘と栄光を称えるとともに, 発祥の地を記念し モニュメントを建立する平成12年3月吉日
本渡市長 久山 義人
トライアスロンモニュメント建立期成会
熊本県トライアスロン連合会長 伴 正善
熊本県トライアスロン連名理事長 久我 正夫
熊本クレージートライアスロンクラブ会長 朝倉 博
天草トライアスロンクラブ会長
本渡市トライアスロン協会長 里川 緊潔
このモニュメントは 天草国際トライアスロン大会の頭文字 A-T を図案化したもの