天晴みりん 誕生の地
あっぱれみりんたんじょうのち
流山鉄道 平和台駅の西600m、ケーズデンキやアベイルの裏手の天晴通りの一茶双樹記念館近くの小さな公園 流山5号公園の隅に案内板が建つ。天晴みりんの跡地だという。
写真
碑文
天晴みりん誕生の地
Site Of The Appare Mirin Factory流山白みりん2大ブランドの1つ「天晴(あっぱれ)みりん」
江戸時代中頃まで、みりんは、関西で造られる色の濃いみりんでしたが、当時流山で酒造業を営んでいた秋元家、堀切家が切磋琢磨し、「天晴味淋」、「万上味淋」という、淡く澄んだ「白みりん」を相次いで誕生させました。
当時、白みりんは甘い飲み物として、お酒の苦手な人や江戸の女性たちの人気となり、江戸川の水運を利用して、白みりんを江戸に運び、流山に繁栄をもたらしました。
此の土地一帯は、「天晴」「万上」という流山白みりん2大ブランドの1つ、「天晴みりん」を開発した秋元本家の工場跡地です。「天晴みりん」を開発した五代目三左衛門は、小林一茶と交流し、その活動を支えたことでも知られており、家業のかたわら俳句もたしなみ、俳号を双樹としました。交流を記念して、秋元本家の場所に一茶双樹記念館を開館しました。