厚田村 発祥之地
あつたむらはっしょうのち
厚田村発祥之地碑は、北海道石狩市厚田区古潭(旧厚田郡古潭村)の古潭漁港入口に建立されている記念碑である。
安政5年(1858) に和人が古潭に初めて越年・定住し、本格的な漁業開拓が始まった歴史に由来する。明治3年(1870) には、当時の厚田郡の行政中心地として古潭に開拓使厚田出張所が置かれた。これらを記念し、昭和43年(1968) に旧厚田村によって建立された。
当初の建立後、平成5年(1993) に現在の古潭漁港入り口へと移転された。同地には、かつて江戸時代に厚田場所の拠点として多くの弁財船が停泊し賑わったことを記念する弁財船投錨地碑が隣接して建てられている。
写真
碑文
厚田村發祥之地
昭和四十三秊(一九六八年)建之 厚田村
弁財船投錨地
弁財船
安政五年(一八五八)、ここ古潭の地に和人が初めて越年するようになってから漁場開拓が本格的に始まった。
当時は陸上交通の手段がなかったため、春から秋にかけて大阪港を出港し、瀬戸内海を経て日本海を北上する弁財船(北前船)が、大阪と北海道を結ぶ交易船として唯一の交通手段であり、幕末から明治末期にかけて、物流・文化交流など北海道沿岸の開拓に大きく貢献しております。
古潭神社の下に見える押琴の入江は、南北を岩礁に囲まれた天然の良港として、当時弁財船が停泊し、運上屋も置かれたところであります。
コメント