ケーブルテレビ発祥の地
けーぶるてれびはっしょうのち
伊香保温泉の温泉街と物聞山山頂を結ぶ 伊香保ロープウェイの“ほととぎす駅”の下, 伊香保温泉バスターミナルの一角に, パラボラアンテナを模した石碑が建っている。
この記念碑は ケーブルテレビの誕生から50年を経過した記念に建てられた。
NHK のテレビ放送が開始されたのが昭和28年(1953)。山間地区にある伊香保温泉では テレビ電波が届かないため, 難視聴対策としてNHK がその2年後の昭和30年(1955) に, 物聞山の山頂に 共同受信アンテナを設置。 同軸ケーブルによる伊香保の町でのテレビ放送を開始した。これが日本における ケーブルテレビの発祥とされる。
写真
碑文
一九五五年
ケーブルテレビ
発祥の地
映像メディアの精華
テレビ放送開始から二年
ケーブルテレビは 一九五五年
伊香保に誕生し 全国に広まる
テレビの躍進と共に
放送文化の発展に
大いなる役割を果たす
五〇年の節目に
先人の情熱と尽力に感謝し
将来の更なる飛翔を誓う二〇〇五年十一月二十一日
社団法人日本ケーブルテレビ連盟
理事長 唐沢俊二郎(碑文揮毫)社団法人日本CATV技術協会
理事長 中川康彦建立日 二〇〇五年十一月二十一日