釜戸 地名 発祥の地
かまどちめいはっしょうのち
中央本線
地盤や岩が浸食された地域を日本の地名では「蒲」等で呼ぶが、この地もおそらくその様であり、その変形した大岩がかまどのようだということからとくに「釜戸」と呼ばれるようになったらしい。かつては
飯炊き釜の下に設えられたかまどにはときどき薪のようなものが差し込まれていることがあるようなのだが、訪問時にはとくに何もなかった。それがオブジェクトなのか、例祭なのか、たんなるイタズラなのかは不詳。また、釜のふたがもちあがりそうな気配を感じないこともないが、この釜で煮炊きができるかどうかも不明(普通はできませんよねw)。
- ふるさとを撮る
http://blog.goo.ne.jp/kanmizu2010/e/95dd2ebf218db6aa98f37cbc04a3da2e(予備) - イワナの棲む渓
https://blogs.yahoo.co.jp/keiryunoiwana/33134776.html(予備)
写真
碑文
釜戸地名発祥の地
平安時代(
西暦一、二〇〇年頃 )この洞の巨岩が、御飯 を焚 く「竈 」に似ていることから、誰云うとなく「かまど」と呼ばれるようになった。当時、
詠 まれた歌に「かまど」の名がうたわれている。
天地 の 声のどけきは かまど山 草木とともに 春は来にけり西行法師詠
春は花 秋は
柴 たく かまど山 霧もかすみも 煙なるらん源三位頼政詠
江戸時代前、創立不詳なれど、ここに阿弥陀堂が建立され、善光寺参りの第四十一番の札所であった。
原文ママ