かみふらのラベンダー 発祥の地 (東中)
かみふらのらべんだーはっしょうのち
富良野線 西中駅から南西に約5.5km、上富良野町の日の出公園はラベンダー畑が広がり、発祥の碑が立っており、いかにもそこに発祥したかのような印象を受けるが、実際には
- 北海道日帰り温泉の旅
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http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200606/sp_01.html - ファーム富田
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写真
碑文
かみふらの
平成6年11月4日建立
ラベンダー発祥の地
ラベンダーの由来
ラベンダーは、フランス原産の多年生小灌木で、古くから地中海沿岸で香料作物として栽培されている。
昭和12年に日本各地で試験栽培が行われた結果、北海道が最も適していることがわかり、昭和15年から本格的な栽培が始まった。
上富良野町には昭和23年に東中在住の上田美一、太田晋太郎、岩崎九二男氏等が曽田香料株式会社札幌工場と委託栽培契約を結び栽培されたのが始まりで、富良野地方で初めてラベンダーの根が下ろされたのである。
昭和26年には、東中を始め、町の数箇所に蒸留工場が設置され生産地として最盛期には85ha、全国の85%が生産された。
その後、輸入品の増加等の影響を受け栽培面積は昭和45年をピークに減反の一途をたどり、昭和52年には香料原料としての買い付けは中止となった。
しかし、丘一面を紫色にそめるラベンダーを愛する人々の手によって栽培が継続されていたことが踏み台となり、昭和50年頃から観光面でラベンダーの知名度が高まり始め、新たな観光作物としての道が開かれた。
昭和56年には「町花」に認定され町民に親しまれている。
ラベンダーは、北海道の初夏を代表する花として、この東中から第二の道を踏み出したのです。