萬葉遺跡 葛飾早稲 発祥地

まんよういせきかつしかわせはっしょうち

JR武蔵野線・三郷駅の北 およそ1.5km の地点に“丹後神社”(丹後稲荷神社)がある。
正面の鳥居に向って左手入口に 2mほどの高さの石碑が建っている。

万葉集に歌われた「葛飾早稲」の発祥の地であることを示す記念碑。
石碑の裏面に 万葉集の歌が刻まれている。

にほ鳥の葛飾早稲を饗すとも
 その愛しきを外に立てめやも

「にほ鳥(鳰鳥)」は 水鳥の「カイツブリ」の古名で“葛飾”へのかかりことば。 『(葛飾でとれる)早稲米を神様に供えるおめでたい夜は 身も心も清く保たなければならないのに, 愛しいあの人が来たら 外に立たせておくことはできない, 迎え入れてしまうでしょう』 という一種の恋歌。

「葛飾」は 東京・葛飾区から 千葉県市川市~流山市, 埼玉県三郷市などを含む 江戸川流域の一帯で, 万葉集が編纂された8世紀ごろには 早稲米の産地として知られていた。
丹後神社のあたりは かつて“早稲田村”と呼ばれ, 現在も“早稲田”の地名が 残っている。ここが 葛飾早稲米の発祥の地だと 三郷市は主張している。

なお ここ丹後神社の他に, 千葉県流山市の「諏訪神社」「茂侶神社」, 野田市「中根八幡前遺跡」にも 同じ万葉歌の石碑が建っている。

写真


旧URL
http://hamadayori.com/hass-col/food/KatusikaWase.htm

地図

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三郷市早稲田8丁目 付近 [ストリートビュー]