長野 電燈 発祥之地

ながのでんとうはっしょうのち

 
撮影:
2007年9月 (写真提供 T.K.さん)
2018年6月

長野駅の北 約1.2km。善光寺本堂から400m南。“大門”交差点のすぐ西の駐車場を背にして,国道406号沿い 善光寺大門バス停前 歩道上に黒御影石の碑が建っている。

ここは かつて「長野電灯」の本社があった場所。 今は建物はなくなり駐車場になっているが, レンガ造りの近代的な建物は 戦後もしばらく医師会館として使われていたという。

「長野電灯」社は, 1897(明治30)年に 長野市一帯に電力を供給することを目的に設立され, 翌1898年(明治31年)から 長野市内に電灯が灯された。この電力は, 長野市街から西に3kmほど入った 茂管もすげに 60kwの水力発電所を建設して賄った。 現在は建物はなくなっているが, わずかに発電所跡が残っているという。

写真

  • 長野電燈発祥之地.
  • 長野電燈発祥之地 (2018)
  • 長野電燈発祥之地 下部銅プレート(2018)
  • 長野電燈発祥之地 〜善光寺交差点(2018)

碑文

長野電燈発祥之地

中部電力株式会社
 社長 大田宏次書


明治三十一年五月十一日文化の燈ここにともる
建立 平成九年春  中部電力株式会社

地図

地図

長野市大門町 付近 [ストリートビュー]