内務省 岩木川 改修事務所 発祥の地
ないむしょういわきがわかいしゅうじむしょはっしょうのち
五能線 五所川原駅から南へ400m、鎌屋踏切脇の五所川原市コミュニティ防災センター(五所川原市鎌谷町16)敷地隅に、いかにもという感じのカチッとした石標が立つ。ここから西へ500m行くと岩木川が南北に流れている。
岩木川の改修は津軽藩時代からすでに手を付けられており、水害防止に取り組んでいた。明治になりいよいよ近代土木の時代となり、明治44年(1911) に政府が策定した全国治水計画における、国直轄で改修すべき第一期改修の河川に位置づけられた。
そこで、この場所には大正7年(1918) に、2階建て西洋造りの内務省秋田土木出張所岩木川改修事務所が設置された。
岩木川改修100周年記念事業の特設ページ等において、当時の改修工事の様子等は少しはわかるようになっているが、事務所がどうだったかという画像は見当たらなかった。
写真
碑文
内務省岩木川改修事務所発祥の地
大正七年六月十六日
第二代所長 長濱時雄 書
寄贈 社団法人……………
昭和六十年十一月吉日建立