天竜川 直轄 砂防 発祥の地

てんりゅうがわちょっかつさぼうはっしょうのち

飯田線 伊那大島駅の東方、どのルートをとってもすんなりとは行きにくい大鹿(おおしか)村。大鹿村役場から国道152号を南下、大鹿小学校近くの小渋川堤防に自然石の碑が建つ。

昭和8年(1933) に長野県が小渋川上流の小渋上沢に長野県が着工、昭和12年(1937) に内務省直轄事業に移された。それから50年を記念し、石碑が設置された。村内小渋川流域がはじまりという意味の石碑で、ピンポイントで場所を示しているわけではないようだ。

昭和62年(1987) に役場近くに建碑。行ってみると全く石碑が見当たらず、すぐ近くの役場に出向いて話を伺い、移設された場所を教えていただいた。理由や年月等についての案内は見当たらないが、ここ数年の内のこととみられ、2014年版のストリートビューには見られないが、2018年版には登場する。

写真

  • 天竜川直轄砂防発祥の地
  • 天竜川直轄砂防発祥の地
  • 天竜川直轄砂防発祥の地 背面

碑文

天竜川直轄砂防
発祥の地

建設省 成田久夫書

昭和十二年直轄砂防着工以来
砂防一路五十年
先人の努力と功績を讃え
感謝の意を込め之を建

昭和六十二年十二月

大鹿村

地図

地図

長野県大鹿村 付近 [ストリートビュー]