山梨県 土木請負業 第一号 発祥之地
やまなしけんどぼくうけおいぎょうだいいちごうはっしょうのち
長田組土木㈱(甲府市飯田4丁目10-27)敷地北東隅に、"PLYMOUTH"と書かれた おもちゃのような蒸気機関車が陳列されており, これとならんで「山梨県土木請負業第一号発祥之地」と書かれた石碑が建っている。
これらは、中央本線 甲府駅から西に500m、甲府共立病院の向い側(長田組土木 旧本社地)にあったものが、平成21年(2009) 11月の移転に伴って移設されたもの。
旧地については
→ 山梨県土木請負業第一号発祥之地(移転)
写真
碑文
山梨県土木請負業
第一号発祥之地
明治36年6月11日日本鉄道会社(日本国有鉄道)中央線甲府−八王子間が開通, 明治38年10月1日には甲府駅が誕生した。 正しく陸の孤島山梨の黎明であった。
当時我社の創業者長田忠衛門は中央線の重要性を認識し幾多の困難な用地問題等の解決に尽力した。
当時工事施工は人力依存であり未曾有の難工事であったが克く之をなしとげたのである。
この記念すべき機関車は当時早期工事完遂の為土砂運搬用に米国PLYMOUTH社より当時の最新鋭機を採り入れたものでその威力に人々は驚異の目をみはったという。又社屋内の鑑札は当時の請負人土木事業許可証「山梨県土木請負業鑑札第一号」であり創業者の不撓不屈の精神と人徳とを称え当時の碑と共に本社庭園に建立されていたものであるが時代の変遷を経たのでその一部を此処に再現したものである。
昭和61年9月吉日
長田組土木株式会社
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